妊娠が発覚するとサプリメントの使用が気になる

妊娠が発覚!サプリメントの使用が気になる方へ

健康や美容、妊活のためにラクトフェリンサプリメントを活用していた女性にとって、妊娠後、サプリメントの使用を止めるべきか悩みますよね。

中には、妊娠中に飲んでも大丈夫なの?妊娠に気づかず、妊娠初期にラクトフェリンサプリをのんでいたけれど、胎児に影響はないかな?と、不安になっている方もいるかもしれません。

妊娠中は積極的に食べた方がいいものと避けるべきものがあり、難しいところです。

妊婦さんと野菜例えばビタミンAの過剰摂取は胎児を奇形にしてしまう可能性が高くなりますし、リンも体内には必要な成分ですが摂りすぎるとカルシウムや鉄分を排出してしまうので、やはり程々にしなければなりません。

また、サプリメントは添加物が入っていたり、気づかないうちに過剰摂取になっている場合もあり、使い方に注意が必要です。

ラクトフェリンは妊娠中も問題はない

ミルクとサプリメント

結論から言えば、牛乳や体内にも含まれている成分ですのでラクトフェリンサプリメントを摂ることに問題はありません。

そもそもラクトフェリンは母乳や唾液にも含まれている身近な成分ですから、生まれる前であっても影響はないという見解が有力です。
今まで通りにラクトフェリンサプリメントを使っていても問題はないのですが、日頃からラクトフェリンサプリメントの使用量を超過して飲んでいる場合には注意が必要になります。

大目に摂取しても問題はないと言われていますが、妊娠中は平常時と違って体調が大きく変化しますので過剰摂取は避けた方が良いでしょう。

妊娠中の体調不良はお腹の中の赤ちゃんに配慮して医学的な処置が限定されてしまいます。
万一体調不良を引き起こしたとしても対処が出来ませんので、既定の量を守って飲むようにしましょう

むしろラクトフェリンは妊婦さんこそ摂りたい栄養かも?

●「免疫力アップと腸内環境改善」お薬が使えない妊婦さんの強い味方!

母体の免疫力の向上や腸内環境を正常化させる

規定量を守って飲めば全く問題ないラクトフェリンは、むしろ妊娠中には摂取した方が良いものと言えます。

ラクトフェリンは免疫力を高める効果があるので病気の予防に効果的です。

妊娠中は体調不良を起こしても薬が使えませんのである程度は自力で治さなければなりません。

インフルエンザや風邪を引いて熱が出たとしても、それがよほど重症化しない限りは薬を使っての治療も出来ないので苦しい思いします。
病気にならないよう免疫力を向上させるには、ラクトフェリンがぴったりだと言えるでしょう。

仮に感染症に罹ってしまったとしても免疫力が高いと回復も早いので、長引くことなく治すことが出来るのです。

また、妊婦さんは便秘などのお通じで悩む方も多いですよね。
お腹が膨らむことで腸が圧迫され、便通が不安定になることがありますが、ラクトフェリンは腸内環境を正常化させてくれるので乱れた便通を整えてくれます

腸内環境が乱れた状態は栄養もうまく吸収できないため、お腹の赤ちゃんに栄養が行き渡りません。

その結果、たくさん食べているはずなのに栄養が不足しているということにも・・・。腸内環境を整えてあげるのは赤ちゃんの成長を促す意味でも重要なのです。

●妊娠太りを防いでくれるラクトフェリン

妊娠太りを防いでくれるラクトフェリン

ラクトフェリンは、脂肪に対する代謝を良くし、内臓脂肪を抑制してくれる力があるため脂肪に対する効き目があります。

妊娠中は胎児が成長するのでどうしても体重が増加してしまいますが、この体重増加は赤ちゃんの成長分だけではなく脂肪が付着して増加するという場合もあります。

お医者さんから「これ以上は体重を増やさないように」と言われてしまった方も多いでしょう。

妊娠中の太りすぎは妊娠中毒症や妊娠糖尿病、妊娠線や腰痛、膝通といった自身の問題だけでなく、産道にも脂肪がつくことで赤ちゃんが下がりにくくなったり、本陣痛がなかなか始まらず出産に時間がかかってしまうといった出産時のトラブルがおきる可能性もあるのです。

平常時は食べすぎても運動をするなどしてカロリー消費が可能ですが、妊娠中は激しい運動は出来ませんし、段々とお腹が大きくなると思うように動くことも出来ません。

ラクトフェリンサプリメントを飲んで太るのを回避し、内側から脂肪を予防してあげましょう。

●歯周病による”早産リスク”を防ぐラクトフェリン

歯科衛生士さん妊娠中はホルモンバランスの影響で体調に様々な変化が現れますが、実はその中でも注意したいのが早産リスクを高める「歯周病」です。

妊娠中の体調変化で歯や歯茎の調子が悪くなりやすく、これを「妊娠性歯肉炎」といいます。この妊娠性歯肉炎が悪化して、歯茎の炎症が進行すると、歯周病組織であるプロスタグランディンE2という成分が増えてしまいます。

このプロスタグランディンE2は、陣痛促進剤としても使われるもので、子宮頸部の拡張や子宮の収縮を促進させて早産のリスクを高めます。実際に、アメリカでは早産患者の歯周病率の高さについて報告されている例が多数挙げられているほど。

しかし、妊娠中は治療に制限があり、レントゲンやお薬、麻酔を使うことは難しいため、歯医者さんでも歯周病治療はオーラルケアが中心となります。

そこで注目したいのがラクトフェリンに歯周病を予防・改善する効果があるということ。ラクトフェリンは歯周病の炎症の原因である毒素、LPS(リポ多糖)を無効化してくれるのです。

●細菌による早産リスクも防ぐラクトフェリン

妊婦さんのお腹膣内の細菌感染症である「細菌性膣炎」は早産となるリスクがあります。細菌性膣炎になると、膣内の感染症予防機能がうまく働かず、早産を繰り返すという危険性も。

実際に、子宮内に悪い細菌が多いと、正常な人と比べて生児獲得率は約1/10にまで下がることが分かっています。

お腹の中の赤ちゃんにとっても、感染症は深刻な問題です。

そのため妊娠中に限らず、妊娠前から感染症を防ぐ意識が必要になります。

膣の周りには尿道や肛門周りの細菌が数多く存在します。

本来、膣には乳酸菌がいて、乳酸を発生させることで膣内を酸性に保ち、膣に細菌が侵入してこないように守ってくれていますが、生活習慣やストレスによって膣内の細菌バランスが崩れると、細菌が侵入してしまい、細菌性膣炎となってしまうのです。

病院では洗浄や抗生物質によりこれらを治療することはありますが、生活習慣やストレスなどの根本的な解決をしていないと同じ状況を繰り返し作ってしまう心配が。

この膣内環境を改善するためにおすすめなのがラクトフェリンです。

ラクトフェリンは腸内環境を改善し、膣回りの環境を整えたり、感染症予防にも効果が認められているからです。

実際に、早産をしてしまう妊婦さんと正常妊娠をされた妊婦さんの腸内環境を比較すると、住み着いている細菌に違いがあることがわかっています。

ラクトフェリンと一緒に、乳酸菌や乳酸菌の働きをサポートするデキストリンやオリゴ糖などを摂るのも良いでしょう。

下記記事も参考にしてみてください。

<不妊・流産対策の新常識>ラクトフェリンでラクトバルチスを増やす

ラクトフェリンと子宮内フローラの関係は?~善玉菌を増やす~

妊娠中の体質変化には要注意!

眠る妊婦さんラクトフェリンは妊娠中でも安心して飲むことができ、適量に抑えれば特に問題はありません。
母体にも非常に良い効果を出してくれるので胎児に影響を出さずに使うことが可能です。

しかし、サプリメントの場合はラクトフェリン以外にも添加物やその他の有効成分も配合されている心配があります。サプリメントを飲み始めるまえに、メーカーもしくはかかりつけのお医者さんへ確認をしましょう。もし使用推奨量を飲んでいて何らかの症状が起こった場合はすぐに中断をし、医師に相談をしてください。

妊娠中は体質も変化することがありますので今までは平気だったものも合わなくなる心配があります。
良い効果をもたらすものではありますが、やはりお腹の中の赤ちゃんが第一ですから、注意して使用をするようにしましょう。

下記はおすすめのサプリメントをまとめた記事になりますので、ぜひ参考にしてみてください。