ラクトフェリンの特徴

ラクトフェリンの特徴

哺乳動物の乳に含まれているラクトフェリンには、様々な健康効果があります。

生まれたばかりの赤ちゃんがお母さんの母乳を飲むことによって、様々な病原菌やウィルスから身を守り、健康に育ってゆくことが出来ます。母乳育ちの赤ちゃんが、人工ミルクで育った赤ちゃんよりも病気になりにくいということから、ラクトフェリンについて様々な研究が行われるようになりました。

ラクトフェリンには、抗菌作用、胃潰瘍の原因となるピロリ菌の除菌効果、歯周病の抑制効果腸内環境改善作用、また腸内環境を整え、アトピーやアレルギーの改善などにも効果があります。ただ、ラクトフェリンは熱や胃酸に弱い特徴があります。

ラクトフェリンは牛乳などの乳製品に含まれていますが、市場に出回っているものの多くは加熱殺菌されているため、通常の食品から摂取することは不可能に近いのです。

大量生産化に成功したラクトフェリンの歴史

大量生産化に成功したラクトフェリンの歴史

ラクトフェリンは、1939年にデンマークのある化学者によって発見されました。研究によって様々な健康効果を持つことは判明したのですが、熱に弱い性質であるため、母乳を飲むことが出来る赤ちゃんか、生乳を飲むことが出来る一部の限られた人にしかその恩恵を受けることは出来ませんでした。

牛乳を殺菌するには理由があり、人畜共通感染症を防ぐために、結核菌が完全に死滅する63℃30分以上で殺菌して販売することが法律で定められているのです。牛乳を殺菌するようになったのは、今から百年前からです。ヨーロッパでは、それまで殺菌せずに牛乳を飲むことによってコレラやペストなどの伝染病が大流行していました。

1980年になると、ある日本の国内メーカーによってラクトフェリンを大量生産することに成功し、育児用の人工ミルクにラクトフェリンを添加させることに成功しました。近年では、ラクトフェリン配合のサプリメント製品などが量産されています。

ラクトフェリンよりも強力なラクトフェリシンの効果

1992年にラクトフェリシンという成分が発見されました。ラクトフェリンを摂取すると、人や動物の胃の中ではラクトフェリシンという成分が生成されていきます。塩基性アミノ酸を豊富に含んでおり、自然免疫力の高い抗菌ペプチドに変化します。

その抗菌力は素の成分の数十倍から数百倍程度のものであるため、腸内の大腸菌、クロストリジウム、カンジダなどの身体に害を与える菌に対しては強い抗菌作用があるのですが、腸によい影響を与えるビフィズス菌に対しては害を与えることはありません。

腸によい影響を与える菌に対してなぜ害を与えないのかについては、現在のところ医学的に解明されていません。

将来的には、強い抗酸化活性、がん細胞傷害活性、免疫調整活性があるため、癌治療薬や難病治療薬として開発されていくことでしょう。

このラクトフェリシンは日本の乳業メーカーが特許を得ているため、ラクトフェリンが配合されたヨーグルトやサプリメントを選ぶと、さらなる健康効果を期待することが出来るでしょう。

売れ筋のラクトフェリン製品はどんなもの?

売れ筋のラクトフェリン製品はどんなもの?

次に、売れ筋の製品についてご紹介します。

ラクトフェリンが配合されたものには、ヨーグルトやサプリメントなどがあります。ヨーグルトであれば、ラクトフェリシンの特許を持っている乳業メーカー製品のものが人気です。特許を持っているのが一社だけであるため、競合相手がいないため売れ筋商品であるともいえます。

サプリメントの方は、医薬メーカーや健康食品メーカーの方から様々な製品が販売されています。サプリメントで人気があるのは、胃酸で溶けずに、腸で成分が溶ける腸溶加工または、耐酸性加工がされたものです。

ラクトフェリンは本来熱や酸に弱いため、腸溶加工されていないサプリメントでは有効成分を腸に届けることが出来ないとされています。メーカー独自の手法で、成分を胃酸で溶けないようにコーティングされた製品がありますので、効果を期待される方はこのようなサプリメントを選ばれるとよいでしょう。

ラクトフェリン成分がしっかり腸まで届くものを選びましょう

ラクトフェリンを効果的に摂取するためには、腸までしっかり届くものを選ぶとよいでしょう。

ラクトフェリンには、免疫力を高める効果や抗菌効果、抗ウィルス効果があります。また、ラクトフェリシンという成分は、ラクトフェリンが人間を含め哺乳動物の胃の中で変化されたもので、素の成分よりも数十倍、数百倍の抗ウィルス効果、癌抑制効果、免疫力を高める効果があります。

国内の乳業メーカーが特許を取っているので、このラクトフェリシン配合のヨーグルトが売れ筋商品です。

また、各製薬会社などからサプリメントが出ていますが、売れ筋なのは腸溶効果のあるサプリメントです。胃酸で成分が分解されずに、腸で成分が吸収されることによって、ラクトフェリンの効果を得ることが出来ますので、サプリメントでラクトフェリンを摂取したいという方は腸溶効果、耐酸性効果があるかどうかをしっかりと確認された方がよいでしょう。