「腸内環境を整える成分で体調を改善したい」「腸内環境を整えるのにラクトフェリンが良いって聞いたけど、プロバイオティクスやプレバイオティクスとどう違うの?」
今あなたはそう思っているのではないですか?

第二の脳とも言われる腸は、体の免疫力の大半を担っているといっても過言ではないほど、健康に大きく影響している器官です。
腸内環境の乱れは、下痢や便秘、肥満だけではなく、動脈硬化や糖尿病、アレルギー性疾患、癌、うつ病といった様々な病気を引き起こす原因になります。

それだけ腸内環境は全身の健康に重要なポイント。
そのため、腸内環境を整えて、健康を手に入れたいと考える方も多いでしょう。

そんなあなたに朗報です。
「ラクトフェリンは腸の善玉菌を増やし、腸内フローラを整えるのに役立ちます」

しかも、ラクトフェリンは乳酸菌やビフィズス菌のようなプロバイオティクスと組み合わせると相乗効果が得られます!

ラクトフェリンとプロバイオティクスを組み合わせて、お腹の中から健康を目指してみませんか?

1・プロバイオティクスとプレバイオティクスの違いとは?

腸内環境を整える方法は、プロバイオティクスとプレバイオティクスの2種類があります。
名前が似ていることから「どちらが体にいいのかわからない」「区別がつきにくい」と考えていないでしょうか?
どちらも腸内環境を整えるために必要ですが、働きが異なっています。

プロバイオティクス

プロバイオティクスプロバイオティクスとは、乳酸菌やビフィズス菌などの微生物の総称です。
私たちの腸内にも住み着いています。

腸内に住み着く微生物は、善玉菌、日和見菌、悪玉菌の3種類です。
そのうち善玉菌は乳酸菌やビフィズス菌が占めています。
微生物のうち日和見菌が7割で、善玉菌が2、悪玉菌が1の割合がバランスのよい状態です。

日和見菌は善玉菌が多ければ悪さをしないのですが、悪玉菌が増えると悪玉菌の性質に近くなり悪さをします。
だからこそ腸内に善玉菌を増やすために、プロバイオティクスが用いられているのです。
簡単にいうと、乳酸菌やビフィズス菌が含まれる乳製品を食べる、サプリを飲むといった対策になります。

プロバイオティクスは、善玉菌を増やすことでさまざまな効果が期待できます。

  • 便秘や下痢の改善
  • 免疫力を高める
  • アレルギーの予防に役立つ
  • 腸の炎症の予防になる
  • 動脈硬化の予防になる

一概に乳酸菌やビフィズス菌といっても、それぞれに乳酸菌E12株やビフィズス菌BB536といった多数の種類があり、研究によりそれぞれ違った特徴や効果があります。

プレバイオティクス

プレバイオティクスプレバイオティクスとは簡単に説明すると、善玉菌のえさとなる食品成分のことです。
よく知られているのがオリゴ糖や一部の食物繊維(イヌリン、難消化性デキストリン、ポリデキストロースなど)です。

プレバイオティクスは4つの条件を満たす必要があります。

  • 胃で消化されず腸まで届く
  • 善玉菌の栄養源(えさ)となり、増殖を助ける
  • 腸内フローラのバランスを整える
  • 腸や全身の効果を引き出すことで、健康の向上や維持に役立つ

プレバイオティクスで腸内を健康にすることで、ミネラルの吸収を促進させる、大腸の炎症を予防する等の働きも報告されています。

オリゴ糖は甘味料として販売されていますが、トウモロコシやキノコ、はちみつなどに含まれています。
食物繊維は、ゴボウ、バナナ、オクラ、トウモロコシ、サツマイモなど、野菜や果物、豆類、海藻、キノコなどから摂ることができます。

2・ラクトフェリンとは?

ラクトフェリンは母乳に多く含まれているたんぱく質のことです。
抗菌作用を持ち、赤ちゃんが母乳を飲むことで、感染を防いでいます。

ラクトフェリンは母乳だけでなく、私たちの鼻水や唾液などの体液にも含まれています。
外部から病原菌が入り込む粘膜部分に多く、病気から守ってくれる大切な物質です。

ラクトフェリンの働きは抗菌作用、鉄と結びつく作用、免疫を高める作用があります。
そのため多数の効果が期待できます。

  • 感染症の予防
  • 口腔内環境を整える(歯周病や口臭など)
  • NK細胞の働きを高め免疫力を回復
  • 貧血予防
  • 悪玉菌の増殖に必要な鉄を奪い、増殖を抑制
  • 腸内のビフィズス菌を増やす

今回注目したいのは、ラクトフェリンの整腸作用です。
ラクトフェリンは胃で分解されず腸まで届くことで高い整腸作用を発揮します。

これらの効果は、ライオンのラクトフェリン研究室によって示されています。
これは、

  • ラクトフェリンがビフィズス菌を増やすのか
  • 胃で分解されるラクトフェリンと腸まで届くラクトフェリンで菌数の増殖に差があるのか

というものを比較した研究です。

  1. フィズス菌を培養する液体培地へ
  2. ラクトフェリンを加えたもの
  3. 胃液酵素分解物を加えたもの
  4. 腸液酵素分解物を加えたもの
  5. 無添加のもの

の3つを用意し、比較しました。
②や④と比較し、ラクトフェリンだけを加えたものと腸液酵素分解物を添加したものは菌数が増加、さらに、菌の増殖開始時間も早まったことがわかりました。胃腸
このことから、

  • ラクトフェリンはビフィズス菌を増やす効果がある
  • 胃液で分解されるとビフィズス菌の増殖効果がおちる
  • 腸まで届いたラクトフェリンはビフィズス菌を増やす効果がある

ということが分かります。
リンク⇒http://kenbi-labo.lion.co.jp/lactoferrin/contents_l_3.htm

また、ラクトフェリンは乳製品にも含まれている成分ですが、熱に弱い性質があるため、加熱殺菌がされているほとんどの乳製品から摂取することができません。
そのため、胃酸に強い加工されている専用のラクトフェリンサプリメントから摂る必要があります。

2-1・ラクトフェリンはプレバイオティクス?

先ほど説明したとおり、ラクトフェリンは悪玉菌から鉄を奪って増殖を抑え、ビフィズス菌を増やしてくれます。
抗ウイルス・抗菌作用を持つ一方、ビフィズス菌に対してはその作用を発揮せず、増殖を助ける“プレバイオティクス”として作用してくれるのです。

この性質があるため、ラクトフェリンはプレバイオティクスの一種だと言っても良いでしょう。

プロバイオティクスとラクトフェリンは一緒に摂ると効果的!

プロバイオティクスとラクトフェリンは一緒に摂ると効果的!なぜプロバイオティクスとラクトフェリンの2種類を一緒に摂ると良いのでしょう。それは、特定の乳酸菌やビフィズス菌があなたに合うとは限らないからです。

わたしたちの腸内にいる細菌の種類は人によってちがいます。
腸内細菌の種類は、産まれるときにお母さんの産道を通ってお母さんから受け継いだものや、その後まわりの環境や触れたもので変わるからです。そして、その腸内細菌がきまるのが3歳までと言われています。

ここで注意したいのが、プロバイオティクスを摂っても、この3歳までにきまった腸内細菌の種類と同じ種類のプロバイオティクスを摂らないと、腸内に定着(腸に住み増殖)するのが難しいということです。
自分にピッタリのプロバイオティクスを見つけるには、色々なヨーグルトやサプリメントを試して摂取する必要があります。

もちろん、自分の持つものと違う乳酸菌やビフィズス菌を摂って定着せずとも、整腸作用はあると言われていますから今ある腸内のサポートとして役立つでしょう。ヨーグルトやサプリメントを摂ることは無駄ではありません。

しかし、やはり理想は腸内に住む善玉菌を増やすこと。
だからこそ、色々な種類の乳酸菌やビフィズス菌を摂りつつ、ラクトフェリンを摂るのが良いのです。

1,000種類以上ある中から自分にピッタリのプロバイオティクスを見つけるよりも、お腹の中でもともといる善玉菌を増やす方が効率的だと思いませんか?
継続的にプロバイオティクスを摂取して腸内細菌をサポートしつつ、合わせてラクトフェリンで著内の善玉菌を増やすのがおすすめです。

まとめ

ラクトフェリンはプロバイオティクスではなく、善玉菌を増やす栄養源“プレバイオティクス”にあたります。

腸内環境を整えて健康を目指すなら、自分に合ったプロバイオティクスを探しつつ、ラクトフェリンで善玉菌を増やすのが効率的!

腸内を整えて、健康を手に入れましょう♪