粉ミルク腸内環境を整えて便秘を解消したり、代謝をアップさせたり、免疫力を向上させると言われるラクトフェリン。

健康のためにもダイエットためにも期待できる成分だとは知っているけれど、牛乳や乳製品が嫌いなのでしっかり摂ることはできないかもしれない……。

そんな風に諦めかけている方におすすめなのが粉ミルクです!

「え、粉ミルクって、あの赤ちゃんが飲む粉ミルク!?」とびっくりされる方もいるかもしれませんね。

そうなんです。
実はラクトフェリンはもともと母乳に豊富に含まれている成分。
そのため母乳に似せてつくられた成分の粉ミルクからもラクトフェリンをしっかりと摂ることができるんです。

粉ミルクであれば、牛乳や乳製品が苦手だと言う人でも飲めるという場合が多いんですよ!

子供用の粉ミルクであっても、安全なものなので大人が飲んでも全く大丈夫。

粉ミルクに含まれるラクトフェリンは、菌の活動を抑える「抗菌活性」の力が強いため、さまざまな菌への抵抗力がつくほか、免疫細胞を活発にすることも研究で判明しています。

このように大人のための物としても注目されている粉ミルクは、現在子供用だけでなく大人用の物も販売されていて、長く続けるのにぴったり。

ラクトフェリンの力で代謝をアップさせれば、ダイエットだって今後楽になりますよ♪

粉ミルクにはラクトフェリン以外にも健康や美容に有効な成分も豊富なので、そちらの栄養素についても同時に紹介しています。

これまで牛乳や乳製品が苦手だった方も、粉ミルクで腸を元気にしていきましょう!

■ラクトフェリン配合の粉ミルクをダイエットにも活用

腸内環境の改善や、免疫力の回復に効果が期待できるラクトフェリン。

そんなラクトフェリンをしっかり摂取するためにはサプリメントが有効ですが、それ以外にも手軽に摂取できることを皆さんご存知でしょうか。

ラクトフェリンは生まれたばかりで免疫力の低い赤ちゃんをさまざまな感染症から守るため、母乳に多く含まれている成分。
そのため粉ミルクにもラクトフェリンは豊富に配合されているのです。

ダイエットのために腸内環境を改善し、代謝を高めることにもラクトフェリンの豊富な粉ミルクは有効。

粉ミルクから摂取できるラクトフェリンの効果や特徴、摂り方などを詳しく解説します。

●そもそもラクトフェリンって何?

ラクトフェリンって何?ラクトフェリンは、人間を始め哺乳類の母乳に多く含まれているタンパク質の一種。

赤ちゃんを出産してから数日にわたって分泌される初乳に最も多く、100mlあたり約600mgも含まれています。

その後、通常の母乳に含まれるラクトフェリンの量は初乳の33%ほどになるというのですから、いかに初乳が大切かがわかります。

●なぜ粉ミルクなの? 牛乳じゃダメなの?

哺乳類である牛の母乳、つまり牛乳にももちろんラクトフェリンは含まれています。

しかし、その量は人間の母乳の10%ほどしかなく、相当な量の牛乳を飲まないとしっかりとラクトフェリンを摂取することはできません。

では、なぜ人間の母乳に特にラクトフェリンが多いかと言うと、哺乳類の中でも人間が一番進化を遂げているからだと考えられています。

ラクトフェリンをしっかりと摂取したいときには、粉ミルク、もしくはサプリメントがおすすめです。

■ラクトフェリンの効果とは

赤ちゃんを感染症などの危険から守ってくれるラクトフェリン。
しかし、何もラクトフェリンが体を守ってくれているのは赤ちゃんばかりではありません。

ラクトフェリンは母乳だけでなく人間の唾液や鼻水、涙などにも存在しており、外部から侵入して来ようとする病原体などから私たちの体をガードしてくれているのです。

ラクトフェリンの効果について紹介します。

●感染症からのガード

細菌やウイルスといった病原体が人間の体に侵入すると、発熱・咳・下痢などが起こりますが、これが「感染症」と呼ばれる症状。

しかし、たとえ病原体が体内に入り込んだとしても、その人の年代や体調によって症状が出る場合と出ない場合があります。

病原体の感染力に人間の体の抵抗力が勝れば症状は現れません。
その逆に病原体の感染力のほうが人間の持つ抵抗力を上回れば、先ほどの発熱や咳、下痢などの症状が現れるのです。

このとき、病原体の感染力が強く、人間の抵抗力が弱い場合には、ときとして死に至る場合もあります。
感染症は決して甘くみてはならない症状なのです。

そして、この感染症への抵抗力をつけるためにラクトフェリンは有効。

ラクトフェリンは強い「抗菌活性」があります。
「抗菌活性」とは菌の活動を抑える力のことで、そのためラクトフェリンをしっかり摂取していると、さまざまな菌への抵抗力が高まります。

感染症を起こしにくくなることから、具体的には風邪を引きにくくなることや、女性が悩まされることの多いカンジダ症、歯周病の改善にも期待が持たれます。

●免疫力のアップ

病原体は何も特別な存在ではありません。
日々の生活を送っている中で、人は知らないうちにさまざまな病原体にふれています。
ただ呼吸や食事をしていても何らかの菌が体内に侵入しているものなのです。

健康な体であれば、こうした病原体は胃酸や腸内の善玉菌によって排除され、さらに人間の体が持つ免疫システムの働きで破壊されます。
その中でも特に強力なのが免疫細胞の「ナチュラルキラー細胞」(NK細胞)です。

しかし、逆に体が疲れている、体調を崩しているときなどは免疫システムも低下しているため、病原体への抵抗力が弱まって感染症を引き起こすことがあります。

免疫力は年齢により変化することが知られており、20歳前後が最も強く働き、それを過ぎるとだんだん弱まっていきます。
年齢を重ねると病気にかかりやすくなるのは、こうした免疫力の衰えも原因の1つ。

ラクトフェリンが免疫力アップにおすすめなのは、摂取することで免疫細胞「ナチュラルキラー細胞」を増やし、働きを活発にすることが研究によって明らかになっているから。

免疫力をアップさせることでさまざまな病気にかかりにくい体を作ることができます。

●腸内環境を整える

ラクトフェリンには「鉄分と結合しやすい」という特徴があります。
実はこの「鉄分と結合しやすい」という特徴は、同じく悪玉菌も持っている性質。

そのためラクトフェリンをしっかりと摂取していると、体内のラクトフェリンが先に鉄分と結びつき、悪玉菌が繁殖しにくい環境が作り出されるのです。

一方でラクトフェリンは善玉菌を増やし、その働きによって悪玉菌の増殖が抑制されるとう効果も持っています。
つまりラクトフェリンは、2つの作用によって悪玉菌を減らし、腸内環境を整える働きを示すということになります。

腸内環境の改善は健康はもちろんのこと、ダイエットや美肌などの美容に対してもとても大切なこと。

腸内環境が整うと便秘が解消され、代謝がアップして肌荒れの改善や痩せやすい体作りを目指すことができます。

■粉ミルクからラクトフェリンを摂る方法

粉ミルクからラクトフェリンを摂取する方法乳児用の粉ミルクを大人が飲む場合、どんな風に飲めば良いのか迷う人もいるのではないでしょうか。

生まれたての赤ちゃんが飲むものですから、もちろん粉ミルクは安全な飲み物で大人が飲んでも何の問題もありません。

飲み方もメーカーごとの使用方法に従い、決められた分量を水やお湯に溶かして飲むだけ。

味はメーカーごとに多少の違いがあり、牛乳っぽい場合もあれば、ほんのりと甘いお菓子のような味がすることも。

もしも飲みにくいと感じたら、少し多めに水やお湯を入れると飲みやすくなります。

●大人用の粉ミルクの活用

母乳のイメージの強い粉ミルクは、特に男性など飲むことに抵抗を覚える人もいるようです。

仮に「抵抗がある」という方がいた場合は、”大人用の粉ミルク”から始めてみてはいかがでしょう。

中でも注目したい大人用の粉ミルクは、ラクトフェリンの配合されている「ミルク生活」です。

「ミルク生活」はラクトフェリンのほかにもビフィズス菌やカルシウムなどをバランス良く配合している、森永乳業の大人用の粉ミルク。

飲み方は簡単で、水100mlに対し「ミルク生活」を20g入れてよくかき混ぜればOK。

コーヒーなどほかの飲み物に混ぜて飲むことも可能です。

■ラクトフェリンの含有量は? 粉ミルクの比較

ラクトフェリンが配合されている粉ミルクを比較しました。
含有量などを確かめた上で気に入った物を選んでみてください。

特に世界で初めて粉ミルクにラクトフェリンを配合することに成功した森永乳業では、粉ミルク以外にも多くの製品にラクトフェリンが配合されています。

●森永乳業「はぐくみ」

森永乳業「はぐくみ」
新生児のための粉ミルクで、100gあたりラクトフェリン80mgが配合されています。

ラクトフェリンのほかにもビフィズス菌を増やす効果のある3種類のオリゴ糖も含有。

また脳に多く含まれるというアラキドン酸や、脳細胞や網膜の細胞を作るために重要なDHA(ドコサヘキサエン酸)も豊富に含まれています。

スティックタイプが用意されていて携帯にも便利。

(参考URL https://ssl.hagukumi.ne.jp/products/hagukumi/)

●森永乳業「チルミル」

森永乳業「チルミル」
12か月頃からの乳児のための粉ミルク。
100gあたり55mgのラクトフェリンが配合されています。

ビタミン類やDHA、3種類のオリゴ糖のほか、鉄分が強化されているのが特徴。
そのため大人の女性にもおすすめの粉ミルクです。

(参考URL https://ssl.hagukumi.ne.jp/products/chirumiru/)

●和光堂レーベンスミルク「はいはい」

和光堂レーベンスミルク「はいはい」
和光堂は日本で初めて国産の粉ミルクを開発したメーカー。
100gあたりラクトフェリン90mgと高い含有量を誇っています。

DHAとアラキドン酸がバランス良く配合されているほか、ビフィズス菌を増やす働きをするガラクトオリゴ糖が含まれているのもポイント。

ガラクトオリゴ糖はオリゴ糖の一種で整腸作用があると言われています。

味は甘すぎず、飲みやすい粉ミルクです。

(参考URL http://www.wakodo.co.jp/product/milk/product/haihai.html)

■粉ミルクから摂れるその他の成分

粉ミルクから摂れるその他の成分粉ミルクにはラクトフェリン以外にも乳児にとって大切なさまざまな栄養素が含まれています。
それは、大人にとっても重要な成分ばかり。
詳しい作用や効果を知っておきましょう。

●DHA

DHAはドコサヘキサエン酸(Docosahexaenoic Acid)の略で必須脂肪酸に数えられています。

脳の機能を向上させると言われており、もともと母乳に多く含まれているのですが、それ以外では体内でほとんど合成されません。

そのため青魚などを食べ、外部から意識的に摂取する必要があります。

●アラキドン酸

アラキドン酸(ARA)も必須脂肪酸の1種。
胎児・乳児の脳の成長には欠かせない成分です。
脳の伝達細胞を発達させるほか、免疫機能を調整するとも言われています。

●オリゴ糖

オリゴ糖は「少糖類」と呼ばれる単糖が2個から10個結合している糖類。

オリゴ糖は腸内でビフィズス菌など善玉菌のエネルギーとなることが知られており、腸内環境を整える作用があります。

●ミネラル

ミネラルはカルシウムや鉄や銅などを指します。

体内で合成することができず、現代人の食生活では特に不足しがちだと言われている成分。

しかしミネラルは5大栄養素の1つに数えられるほど必要な栄養素であるため、不足すると体にはさまざまな悪影響が現れてしまいます。

●ビタミン

ビタミンは乳児を始め、人間が健康を維持する上で欠かすことのできない成分。

たくさんの種類があり、ビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンCなど、それぞれ異なる作用や効果を発揮することがわかっています。

ビタミンの種類にもよりますが、体内ではほとんど合成されないため、乳児であれば粉ミルクから、大人であれば食べ物などから定期的に摂取しなければなりません。

■ラクトフェリン配合の粉ミルクのまとめ

免疫力の回復や腸内環境を改善する効果が期待できるラクトフェリンはダイエットにも有効。

しかしラクトフェリンを一般的な食品、例えば牛乳などから摂取するのは難しいです。
そのためラクトフェリンを摂りたいときはサプリメント、もしくは身近な食品だとラクトフェリン配合の粉ミルクからの摂取がおすすめ。

粉ミルクのラクトフェリンには年々注目が集まり、今では大人用の粉ミルクも販売されているほどの人気ぶりです。

ラクトフェリンを摂取することで免疫力が高まり、感染症などさまざまな病気にもかかりにくくなります。

また、ラクトフェリン以外にも健康に有効な成分がたっぷりと含まれているのも粉ミルクのメリット。

最近、疲れやすくて免疫力が落ちているという方、腸内環境を整えて代謝をアップしたいと考えている人はぜひ試してみてください!