
- ラクトフェリンダイエットに向き不向きはある?
- ラクトフェリンダイエットに向かない人もいます。
ラクトフェリンダイエットが向かない人:乳製品アレルギー
ラクトフェリンは、乳タンパク質です。乳製品アレルギーの人は、ラクトフェリンダイエットには不向きでしょう。乳製品アレルギーは卵アレルギーに次ぐ二番目に多いアレルギーとして知られています。タンパク質の一種である アルファS1-カゼインが原因となっています。牛乳を飲んで唇が腫れたり、喉の違和感があるという人は乳製品アレルギーの可能性があります。
ラクトフェリンダイエットが向かない人:もとから快便の人
ラクトフェリンは便秘を解消する効果、腸内環境を改善する効果があります。もとから快便の人やおなかがゆるくなりやすい人は、さらにおなかの調子が良くなりすぎるようです。このような人はラクトフェリンダイエットには不向きでしょう。
ラクトフェリンダイエットが向かない人:鉄過剰症の人
ラクトフェリンは鉄を吸収する性質があります。鉄過剰症の人はラクトフェリンを控えた方がいいとされています。
鉄欠乏性貧血という病気の女性は多いですが、この逆で鉄過剰症という病気があります。体に必要と言われる鉄でも、体内に過剰に溜まり過ぎると良くありません。遺伝性の鉄代謝異常、輸血を繰り返す、自己免疫性肝疾患でも鉄過剰症が見つかった一例があります。
ラクトフェリンダイエットが向かない人:即効性を求める人
ダイエットに即効性を求める人はラクトフェリンダイエットには不向きでしょう。ラクトフェリンは続けることで効果を発揮する成分であり、ダイエット効果はありますが、即効性があるものではありません。
しかし、即効性のあるダイエットはダイエッターには人気がありますが、すぐにリバウンドすることが多く、痩せた状態を維持することが難しいダイエット法です。ダイエットした状態を維持したいのであれば、長期的なスパンでダイエットすることをお勧めします。ラクトフェリンダイエットはその点はリバウンドしにくく、内臓脂肪を減少させる効果のあるダイエット法です。
ラクトフェリンダイエットはどんな効果がある?
ラクトフェリンダイエットでは、単に体重が落ちるというだけでなく、あらゆるダイエット効果があります。
便秘の解消
ラクトフェリンの効果に便秘の解消があります。便秘傾向の強い人は特に効果を感じやすくなっています。
腸内に溜まっているガスが出る
体重にはあまり影響はありませんが、ラクトフェリンの効果に腸内に溜まっているガスを排出する効果があります。ウエスト周りが細くなる効果があり、腹部膨満感の解消につながります。
内臓脂肪の減少
ラクトフェリンの効果に内蔵脂肪の減少が挙げられます。これは、長期的服用によって得られる効果です。ウエストサイズのダウンにつながります。
ラクトフェリンダイエットに向き不向きはある?まとめ
ラクトフェリンは腸内環境を良くする効果、便秘を改善する効果、内臓脂肪を減少させる効果があります。ですから、ダイエット効果そのものはありますが、やはり向き不向きはあるようです。
乳製品アレルギーの人、もとから快便の人、鉄過剰症の人、ダイエットに即効性を求める人にはラクトフェリンダイエットが向いていません。私たち人間の体質もそれぞれですが、合うダイエットもそれぞれということなのでしょう。とはいえ、ラクトフェリンはあらゆる効果のある成分です。ダイエット以外の効果もあるので摂取することによるメリットは大きいでしょう。