お水を飲む人赤ちゃんを授かるには、不妊治療以外に自分で行えることも多くあります。
それが、「赤ちゃんを授かりやすい体を作ること」です。

妊娠しやすい体を作る方法は色々ありますが、中でも手軽にできるのが「サプリメントの摂取」といえるでしょう。

一般的に赤ちゃんを授かるために摂ると良いといわれるのが、ビタミンB群の一種・ビタミンD・葉酸などのサプリメントです。

しかし、実はもう1つ妊活をサポートする成分が注目され始めました。それが「ラクトフェリン」です。

ここでは、妊活中にラクトフェリンを摂取すると良い理由を解説すると共に、ラクトフェリンの摂取方法やおすすめの食品をご紹介します。

子宮内フローラと不妊・流産の関係

お腹とハート近年の研究で、無菌だと思われていた子宮にも細菌がいることが明らかになりました。
子宮にいる細菌バランスの状態を「子宮内フローラ」と呼び、不妊の原因の1つに、この子宮内フローラの状態が関係しているというものです。

子宮内フローラに悪玉菌(大腸菌などの病原菌)が多いと、慢性子宮内膜炎などの感染症を引き起こしてしまいます。感染症にかかると、子宮内の免疫活動が活発になり、誤って受精胚を異物として攻撃してしまうため、着床障害(不妊)を起こしてしまう可能性があるというのです。

さらに、悪玉菌を排除するためにリンパ球も増加します。リンパ球は着床障害や不育症にも関係しますから、不妊や流産のリスクも上げてしまうのです。

実際に、体外受精で良好な胚を移植しても妊娠しない方(反復着床不全)の3割以上が、子宮内膜の慢性炎症(慢性子宮内膜炎)で、その原因の多くが子宮内フローラが乱れていることが分かっています。

それを裏付ける情報として、不妊治療患者を対象にした調査では、子宮内フローラが妊娠から出産までの間に大きな影響を与えていることが分かっています。

子宮内フローラ良好 子宮内フローラ不良
着床率 60.1% 23.1%
妊娠率 70.6% 33.3%
妊娠継続率 58.8% 13.3%
生児獲得率 8.8% 6.7%

子宮内フローラが悪い状態は、妊娠率は半分以下、生児獲得率は約1/10という結果に。

子宮内フローラが良くない状態では、妊娠できたとしても、健康な赤ちゃんを授かれるわけではないようです。

なお、子宮内フローラが良い状態(妊娠がしやすい状態)というのは、善玉菌の一種である「ラクトバチルス菌」という乳酸菌が90%以上であること。

ラクトバチルス菌は、女性ホルモンの働きで作られるグリコーゲンを発酵させて乳酸を作り、膣内を酸性に保つことで、悪玉菌が増えるのを予防し、膣内を清潔に保ちます。

つまり、子宮内フローラを改善させるには、子宮内のラクトバチルス菌を増やす必要があるのです。

 

ラクトバチルス菌を増やすには

体温記録治療方法はなく、対策として「ラクトフェリンサプリメント」を飲むのが効果的とされています。

ラクトフェリンは、免疫力アップや貧血改善、内臓脂肪の低減などに効果的と言われる多機能たんぱく質。

そのうち、「善玉菌を増やす」「悪玉菌の増殖を抑える」という2つの効果が、子宮内フローラの改善に大きな効果を発揮すると言われているのです。

 

ラクトフェリンとは?

牛乳
ラクトフェリンとは、母乳に多く含まれているたんぱく質です。
唾液や涙などにもラクトフェリンが含まれています。

免疫力を高める効果があるラクトフェリンは、生まれたばかりの赤ちゃんを病原菌から守るものとして認識されていました。

 

ラクトフェリンの摂取方法

サプリメント
ラクトフェリンは、「熱と酸に弱い」という性質を持ちます。

そのため、スーパーやコンビニなどに売られている加熱殺菌されている乳製品からは摂ることができません。

また、ラクトフェリンヨーグルトなどのような専用の製品も、胃酸によって分解されてしまい、ラクトフェリンを受容体のある腸まで届けることができません。

つまり、私たちは市販の牛乳やヨーグルトなどからラクトフェリンの効果を得ることは難しいと言えます。
ラクトフェリンによる子宮内フローラ改善作用は、腸溶性または耐酸性加工のされてある特殊なサプリメントからのみ摂取できます。

ラクトフェリンを摂るときの注意点

お姉さん

  • 推奨摂取量300mgが摂れること
  • 腸溶性または耐酸性加工のされてあるサプリメントを選ぶこと

注意点は上記の2つです。

安価なものは配合されているラクトフェリンが少なかったり、腸まで届かないものが多いので注意しましょう。


2つの条件が満たされていて、妊活におすすめのラクトフェリンサプリについては、まず病院採用実績No1と謳われているNRLファーマのラクトフェリンGXです。

しかし、ラクトフェリンGXは1か月8,100円となかなかの高額。
SNSやブログなどを探してみると、「病院で薦められたサプリは高額で別のものを自分で探して飲み始めた」という方も多くいました。

その場合、大手メーカーであるライオンのラクトフェリンや、ホコニコのラクトフェリン+乳酸菌が人気の様です。

この2つは比較的安価で、定期コースだとさらに割引価格で購入できるのが特徴です。
子宮内フローラの改善にはだいたい3か月かかると言われていますから、定期コースがあるところを選ぶとお得かつ便利です。

メーカー 通常 初回 定期
NRLファーマ 8100  –  –
ライオン 6720 2980 5450
ホコニコ 7800  1780 4500

ホコニコのラクトフェリンは乳酸菌や善玉菌を増やすオリゴ糖なども配合されているため、善玉菌を増やすサポートとして最適です。

妊活におすすめのラクトフェリンサプリについては、下記記事も参考にしてみてください。

ラクトフェリンと子宮内フローラの関係は?~ラクトフェリンの摂取方法とおすすめ製品~

元気な赤ちゃんを授かるために心掛けたいこと

サプリメント
子宮にラクトバチルス菌を増やすラクトフェリンの摂取以外に、赤ちゃんを授かるために心掛けたいことがあります。

それが、生活習慣の改善です。
たとえば、日頃次のような生活を送っている場合、その習慣を見直す必要があるでしょう。

生活習慣の一例(妊活に与える影響)
  1. 冷え症を抱えている/体を動かさない
    ⇒卵巣の血流が悪くなったり、ホルモンバランスが崩れたりして、妊娠しにくい体になる
  2. タバコを吸っている
    ⇒卵巣の血流が滞って老化し、妊娠しにくい体になる
  3. 甘い物や揚げ物ばかり摂っていて食事に偏りがある
    ⇒赤ちゃんに栄養が十分に行き渡らない
  4. ダイエットばかりしていて、痩せすぎている
    ⇒卵巣機能が低下し、妊娠しにくい体になる

元気で健康な赤ちゃんを授かるには、まずは母親になる自分の体を健康的にしなければなりません。
「今すぐではないけど、いずれは子供が欲しい」と考えている人も、今から対策をすれば、将来子供が欲しいと思ったときに妊娠しやすくなります。
毎日少しずつ、できることから始めていきましょう。