結婚してしばらく経つけれどなかなか赤ちゃんができないと悩んでいるカップルは決して少なくはないんです。
デリケートな問題だけに、中には不妊治療を行いたいのだけれどパートナーに言い出せないという方もいるのではないでしょうか。
そこで、当サイトでは不妊治療を考えている方々に、サポート的に役立つラクトフェリンについて紹介しています。
不妊には原因のはっきりしない「原因不明妊娠」の割合も多いもの。
子宮内フローラや子宮内環境、腸内環境の悪化から便秘をしていることも、その妊娠のしにくさにつながっている可能性があるのです。
今回は、その腸内環境にスポットを当てて、不妊への影響を紹介します。
腸内環境が整えば便秘が解消するだけでなく体調だってアップします。
いざ赤ちゃんを授かったときにも、お母さんの体が健康であることが出産にとって何より大事です。
当サイトでは不妊の改善についてだけでなく、ラクトフェリンとその製品の紹介、さらには不妊の原因についてもわかりやすく解説しています。
結婚も出産も遅くなることが多くなってきている昨今、不妊治療で悩んでいるカップルは大勢おられます。
赤ちゃんを望む皆さんのもとに幸せな笑顔が花開きますように。
Contents
■妊活に腸内環境の改善が役立つ理由
赤ちゃんを授かりたくて、もちろん不妊治療もしているけれどなかなか思った通りの結果につながらない……。
そんな風にお困りのご夫婦もおられるのではないでしょうか。
当サイトでは医療的なサポートを行うようなことはしておりませんが、赤ちゃんを迎えるため、これからお母さんになろうとしている方々の体調管理の参考になればと今回は腸内環境に注目してみました。
妊活と腸にいったい何の関係が!? と思われるかもしれませんが、検査をしても原因不明な不妊の場合など、妊娠のしやすさと腸内環境には何らかの関係があるのではないかと言われています。
そもそも腸内環境とは「腸内フローラ」と呼ばれる細菌のバランスに大きく左右されています。
人間の腸内には1000種にも及ぶさまざまな細菌が、1000兆個以上も活動しています。
そして、これらの多種多様な細菌は腸の中にバラバラに住み着いているわけではなく、種類ごとにまとまってグループを作っているのです。
その様子を顕微鏡からのぞいてみると、まるで花畑のように見えることから「腸内フローラ」という名前がつけられました。
この「腸内フローラ」の細菌の数や種類には個人差があり、人種や年齢、生活習慣によって大きな違いが見られます。
善玉菌が多い人もいれば悪玉菌が増殖している人もいます。
善玉菌がたくさん生息していれば腸内環境は良好となり、栄養の吸収もスムーズになります。
しかし、その逆に悪玉菌が優位な腸内では便秘が起こり、卵巣や子宮に運ばれるはずの栄養の量も減少し悪影響を及ぼしてしまうのです
また、そもそも腸内環境を整えることで体のアンチエイジングや免疫機能のアップにつながり、体調が上がって赤ちゃんを迎えるのに良い体勢が整います。
つまり腸内環境を整えるためには腸の中の善玉菌を増やす必要があるのです。
善玉菌が増えれば、おのずと悪玉菌の抑制になります。
それでは、いったいどうすれば善玉菌を増やすことができるのでしょうか……?
●善玉菌を増やすならラクトフェリン
ラクトフェリンはもともと人間の体にも存在している糖タンパク質。
人間の涙や汗や唾液に含まれているほか、赤ちゃんを産んだときの母乳の中に特に多く含まれている物質です。
そんなラクトフェリンを口から摂取すると、その一部が消化されることなく腸まで届き、悪玉菌の増殖を抑えるという働きを示します。
これは、ラクトフェリンが「鉄分と結びつきやすい」という悪玉菌と同じ性質を持っているから。
つまりラクトフェリンを充分に摂取しておけば、ラクトフェリンが悪玉菌に先駆けて鉄分と結びつき、鉄分と結びつけなかった悪玉菌の増殖を抑えられるというシステムなのです。
一方でラクトフェリンは善玉菌であるビフィズス菌を増やすという働きも持っています。
善玉菌が増えると逆に悪玉菌の増殖は抑えられます。
このようにラクトフェリンには腸内細菌のバランスを整える2つの効果を持っていることになります。
そのためラクトフェリンを摂取すると便秘も改善して体調そのものも向上するのです。
(参考URL
https://mainichi-nyuulife.com/material/lactoferrin.html)
●ほんとは怖い…便秘の影響
厚生労働省が発行している平成28年「国民生活基礎調査」によれば、便秘だと自覚している人の割合が男性24.5%、女性45.7%に上りました。
つまり女性の半分近くには、はっきりとした便秘の症状が見られるのです。
大勢の人が便秘していることもあって、多くの場合、便秘は甘く見られがち。
しかし便秘は女性の妊活に関係している可能性があるほか、体のさまざまな箇所に悪影響を及ぼしている場合もあるんです。
便秘の悪影響についてまとめてみました。
・老廃物から毒素が発生
便秘すると腸の中には老廃物が溜まっていき、それが長い時間放置されると腐敗が進みます。
この腐敗した老廃物は実は悪玉菌のエサ!
豊富な老廃物を食べて悪玉菌が増殖するとガスを発生し、その中の毒素が腸から血液に入り込み、やがて全身への運ばれてしまいます。
また、腸は子宮や卵巣や卵管など、赤ちゃんを産むための大切な臓器のすぐそばにある器官でもあります。
近接した腸の中で毒素を含むガスがどんどん発生するのは妊活にとってもけっして良い状況とは言えません。
・腸が子宮や卵巣を圧迫
長い間便秘していると水分が再吸収されてしだいに便は固くなっていっていきます。
するとその固くなった便がすぐそばにある子宮や卵巣などを圧迫してしまうことも。
妊活にはタイミングも大事です。
その絶好のタイミングを逃さないよう、腸の中もいつでも万全の態勢で整えておきましょう。
・免疫反応のエラー
人間の免疫細胞は腸に密集しています。
そのため便秘になって腸内環境が悪化すると免疫力が低下し、病気にかかりやすくなる他、アレルギー反応のように免疫がエラーを起こします。
免疫のエラーは何も花粉などには限りません。
妊活中にエラーを起こすと、ときとして卵子や精子、さらには受精卵まで攻撃の対象として誤認識してしまうことがあるのです。
不妊治療をしている方も、腸内環境には特に気をつけて過ごしてください。
・消化機能の低下
腸が便秘を起こすと胃の動きも鈍くなり、消化機能全体が低下してしまいます。
食べ物を消化できないことから食欲も落ち、充分に栄養を摂取できない悪循環が生まれてしまうのです。
これでは不妊に良いと言われる栄養素などを摂取していても、体全体には行き渡りません。
いざ赤ちゃんを授かったときのためにも、お母さんの栄養状態はとても重要です。
・体が冷える
便秘すると、健康へ影響を及ぼす腸内の善玉菌の活動も弱まって、基礎代謝が落ちてしまいます。
基礎代謝が落ちると脂肪も燃焼されにくくなり、体が冷え、さらに腸の動きが鈍ります。
そしてこの”冷え”は不妊とも無関係ではありません。
体が冷えると血液循環が滞りがちになるため、子宮や卵巣の働きにも影響が出て不妊につながってしまうことがあるのです。
便秘を改善すれば基礎代謝もアップし、冷えが治まって血液循環はスムーズになります。
■ラクトフェリンの選び方とおすすめサプリメント
善玉菌を増やすため、ラクトフェリンをしっかり摂りたいと思うのならサプリメントが手軽で便利です。
ラクトフェリンは食事から摂取しようとしても少量しか摂れなかったり、摂れたとしてもなかなか腸まで届かなかったりします。
なぜならラトフェリンは酸に弱く、腸に届く前に胃酸で分解されてしまうことが多いからです。
その点、サプリメントならメーカーがさまざまな工夫をこらしているので、ラクトフェリンをきちんと腸まで届けることができます。
ただし、どこのメーカーのラクトフェリンサプリでもいいというわけではありません。
ラクトフェリンは酸だけでなく熱にも弱いので、製造過程で加熱処理されるとその数が大幅に減ってしまうからです。
そこでラクトフェリンを選ぶ際には、そのサプリメントの成分が胃酸で分解されずに腸まで届くかどうか、その開発方法もポイントとなります。
さらに、メーカーによって成分の配合やラクトフェリンの含有量にも開きがあるので必ず配合をチェックしましょう。
サプリメントは毎日続けてこそ効果を発揮するもの。
ラクトフェリンも選ぶ際には含有量と、それに見合った価格であるかどうかが重要です。
ラクトフェリンの1日の摂取量は特に決められてはいませんが、300mgが理想的だと言われています。
●ホコニコのラクトフェリンサプリ+乳酸菌
ホコニコの「ホコニコのラクトフェリンサプリ+乳酸菌」は、1日の目安量の2カプセルでラクトフェリンをたっぷり300g摂取できます。
しかも2種類の乳酸菌、ビフィズス菌と新型善玉菌と呼ばれるフェカリス菌も配合されているので腸にとっては嬉しいサプリメント!
ラクトフェリンを摂取することでビフィズス菌が増殖し、腸内環境を整えてくれる働きがあります。
さらに乳酸菌のエネルギーとなる天然由来のオリゴ糖も配合されているなど至れり尽くせり。
こうした顆粒を胃酸にも負けない「耐酸性カプセル」の中に閉じ込めることによって、ラクトフェリンがしっかりと守られて腸まで届きます!
【口コミ】
飲み始めてみて、かなりいいサプリメントだと感じるようになりました。お腹が緩くなるようなことはなかったし、それでいて毎日便秘もなくスルスルと健康的に出ていきます。今のところラクトフェリンは良い効果しか現れていません。この商品はこの先も継続して飲み続けたいと思っています
食後にサプリメントを飲むようになって2日目、いつもは昼頃に来るお通じが朝にあってすっきり!! しかもこれまで便秘でカチカチだった便が通常の状態で出てくれました! でも食生活をきちんとしていないと、いくらサプリだけ摂っててもダメですね。カップや外食ばかりしていたり、嫌いな野菜を避けて好きな物だけを食べているとサプリの効果を高めることはできないと思いました。食生活を改めてからは、いつも同じ時間にお通じが来るようになりました
(参考URL http://hoconico.com/lf/lp/、https://hoconico.com/lactoferrin.html、https://monipla.jp/hoconico/etp_review_item/pdcd-lactoferrin/mode-rev/)
●ライオン ナイスリムエッセンス ラクトフェリン+ラブレ
「ライオン ナイスリムエッセンス ラクトフェリン+ラブレ」では、1日の摂取目安量3粒でラクトフェリン300mgを摂取することができます。
ラクトフェリン以外に京都の漬け物「すぐき漬」から発見された植物性乳酸菌「ラブレ菌」がプラスされているのが特徴。
ラプレ菌は乳酸菌や善玉菌と同様に人の体の中で数々の働きをし、腸内環境をサポートしていきます。
タブレットタイプで無味無臭のため飲みやすく、特殊コーティングがほどこされているから口の中で溶け出すこともなく、ラクトフェリンやラブレ菌もしっかりと体内に届けることができます。
【口コミ】
(参考URL https://www.lionshop.jp/item/labre/、https://www.lionshop.jp/lp/LLTR-10os/、http://amzn.asia/dogigA3、http://amzn.asia/9prwIFS)
●NRLファーマ 腸まで届くラクトフェリンGX
「NRLファーマ 腸まで届くラクトフェリンGX」は1粒あたり100mgのラクトフェリンを含み、目安量3粒でで1日300mgを摂取できるサプリメント。
その表面は天然素材で特殊コーティングされているからラクトフェリンが胃酸や消化酵素によって分解されることはありません。
しっかりと「腸まで届くラクトフェリン」タブレットとして働きかけます。
【口コミ】
(参考URL https://www.nrl-pharma.co.jp/lactferrin/supplement/、http://amzn.asia/7xeZK1s)
■不妊治療とは
不妊症治療は、まず検査して原因を突き止め、その原因に合った治療から行われていきます。
例えば、排卵障害・卵管狭窄や閉塞・子宮内膜症・乏精子症や無精子症・勃起障害や射精障害の場合では、それぞれに適合した治療がまず施されます。
不妊症の原因は、男性側、女性側、あるいはその両方に
しかし不妊症の中には原因がはっきりしないケースも存在します。
不妊症を悩んでいる方の約3分の1は、原因が不明と言われており、けっして少ない数ではありません。
こうした不妊症は「原因不明不妊」と呼ばれています。
ただ、原因が”全くない”というわけではなくて検査によって原因を特定することができないのです。
現在、不妊症のカップルはおよそ10組に1組の割合。
さらに、近年は年齢がある程度高くなってから赤ちゃんを望むケースも増えてきているため、今後はこの割合も増えていくのではないかと考えられています。
原因不明不妊も年齢を重ねるとそのパーセンテージが高くなるとも言われており、そのため不妊症の治療を行うなら早期から始めることが望ましいです。
治療内容は保険が適用されるものもあれば、されないものもあり、さまざま。
費用のことも含めて、医師としっかり相談しながら治療にあたることが大切になります。
(参考URL http://www.jsrm.or.jp/public/funinsho_qa08.html、
http://www.jsog.or.jp/public/knowledge/funin.html)
●そもそも不妊症とは
そもそも「不妊」とは、赤ちゃんを待ち望む健康な夫婦(男女)が避妊をすることなく性交し、それでも1年間、妊娠に至らない場合を言います。
「1年」という期間は医療機関ごとに差異があり、中には「2年」と定義しているところもあります。
いずれにしろ1~2年と聞くと意外と短いと感じられた方も多いのではないでしょうか。
しかし1~2年と言わず、もし女性側に排卵の兆候が見られない場合には、その期間が過ぎる前に婦人科や産婦人科で医師の診断を仰ぐことをおすすめします。
排卵の兆候が見られない場合や、過去に骨盤や子宮を含む周辺の病気を患っていたことがある方は、妊娠しにくいとも言われているためです。
また、女性側に限らず男性側も、「もしかしたら不妊症かもしれない」と思った場合には、カップルでともに産婦人科、または不妊外来がある病院やクリニックを訪れてみるのが良いでしょう。
男性が単独で検査などを受けたい場合は泌尿器科で受け付けている病院が多いようです。
しかし、その病院によって受け付けている科が異なる場合もあるので、事前に確認することをおすすめします。
(参考URL、http://www.jsog.or.jp/public/knowledge/funin.html、http://ivf-asada.jp/hunin/huninsyou.html)
■不妊治療のサポート役ラクトフェリンのまとめ
いかがだったでしょうか。
腸内環境が妊娠のしやすさと何らかの関りがあるかもしれないということを、このサイトで初めて知ったという方もおられるかもしれませんね。
腸内環境は妊娠のしやすさに関わっているだけでなく、アレルギーなど免疫反応のエラーや体の冷えなど、さまざまな体の不調にも結びついています。
免疫反応のエラーも体の冷えも妊娠の妨げになる可能性のある症状なので、ラクトフェリンをきちんと摂取して善玉菌を増やしていきたいところです。
でも、もちろんラクトフェリン・サプリメントを選ぶときにはどんな製品でもいいというわけではありません。
酸や熱に弱いラクトフェリンがしっかりと腸まで届けられるよう、カプセルやタブレットにコーティングなど色々と工夫されている必要があります。
また、ラクトフェリンの含有量も高いものでなければ意味がありません。
妊娠の兆候が1~2年ないときには早めに始めたほうがいいと言われている不妊治療。
妊娠の妨げになる可能性のある便秘の改善のためだけでなく、体調管理のためにもラクトフェリンの摂取も同時に始めてみてはいかがでしょうか。
いざ、お母さんになるときの準備のためにも……。