パソコンを使うお仕事や、ゲームやスマホなど、日ごろから目を使うことが多く、常に目が乾いて疲れている。
そのような悩みをお持ちではありませんか?

目の疲れをとるマッサージや目薬など、いろいろと試してきけれど、目の疲れや乾きを改善することがなかった。
もし、これまで試した以外の方法で、目の疲れや乾きを取り除くことができれば、こんな嬉しいことはありませんよね。

そんなあなたにお知らせしたいのが、ラクトフェリンです。

ラクトフェリンと言えば、腸内環境を整えたり、内臓脂肪を減少させたりする効果があることで知られていますが、実は目の疲れや乾きにも効果があると言われています。
この記事を読むことによって、ラクトフェリンがどのようにして目に効果を与えるのか?ということが分かります。

さらに、目の病気として注目されているシェーグレン症候群がラクトフェリンによって効果を発揮するということと、目に効果があると言われているアントシアニンとの効果の違いについても紹介しています。

ラクトフェリンのことを正しく理解して、目の健康を1日でも早く取り戻せますように。

ラクトフェリンとは


ラクトフェリンとは母乳に含まれる成分です。涙や汗、唾液などの外分泌液中に含まれている鉄結合性の糖タンパク質です。1939年に牛乳中に含まれる赤色タンパク質として報告されました。

ラクトフェリンは私たちの健康維持に効果のある成分として近年注目度が高くなっています。多くのメーカーや大学で研究が続けられており、その効果は現在分かっている以上のものがあると期待されています。

ドライアイとは

ドライアイとは涙の量がすくなくなってしまった状態のことを指します。涙が不足する理由は、涙そのものの分泌量が減ることや、量は十分であっても涙の質の低下があります。

目に涙が均等にいきわたらないと、ゴロゴロとした違和感を感じたり、目の表面に傷を伴ったり、あらゆる病気の原因にもなります。
日本では現、在約800~2200万人のドライアイ患者がいると言われていて、年々増加傾向にあります。

ドライアイの原因


ドライアイの原因はいくつかありますが、主にパソコンやテレビ、スマートフォンなどの画面を長時間見続けることによる目の酷使が原因です。

このことにより、目の不快や疲労を感じるようになります。これらの症状をそのままにしておくと、視力低下、目の痛み、角膜が乾燥してはがれるといった眼病になる原因になります。

また、コンタクトレンズを使用している人はドライアイが多いとされています。コンタクトレンズをしていて、目がゴロゴロしたり、充血したりする症状が出る人はドライアイの可能性が高いです。

他にも、最近注目されているドライアイの原因の1つが、レーシックなどの屈折矯正手術による合併症です。術後、一時的に知覚低下が生じで術後3~6ヶ月程度ドライアイになるものですが、一部の人は長期化してしまうそう。

また、花粉症、運転する機会の多い方、年配の方など、ドライアイにはあらゆる原因があるため、患者数が多くなっているのです。

ラクトフェリンはドライアイにどのように効果を発揮する?

「ラクトフェリンは目に効果がある」と聞いても、どのように効果があるのかが気になりますよね。
ラクトフェリンがドライアイ改善に効果があると注目されているのも、効果が幅広いということからです。どのように効果を発揮するか見ていきましょう。

1)涙の量を増やす

ラクトフェリンがドライアイに効果がある理由は、ラクトフェリンが涙を分泌してくれる涙腺を若返らせる効果があると言われているからです。

涙腺が若返ることで、涙腺の機能も活発になりますから、涙の量も増え、目の乾燥を改善することができます。
また、ラクトフェリンには粘膜を保護する効果もあるので、ドライアイの改善にピッタリの成分なのです。

涙の量が多いか少ないかわからない・・・

眼科では涙の量を知る検査が行われています。シルマーテストが一般的です。このほかにも、BUT、錦糸法があります。気になる人は、眼科にて検査してもらうとドライアイの診断に役立ちます。

2)老化を抑制

ラクトフェリンには抗酸化作用があります。
抗酸化作用とは、体内の酸化を防いでくれる作用です。体内が酸化すると、シミ・しわ・くすみなどの肌荒れや、白髪などの老化現象、免疫力ダウンなどの様々な症状が現れます。

注目したいのは「老化」。
目にももちろん老化があります。涙を分泌する涙腺が老化することによって、ドライアイや老眼などあらゆる症状が起きます。これらの症状が起きるのを遅らせるために、抗酸化作用のあるラクトフェリンを摂取することは目の健康にもつながるのです。

3)アレルギーに効果

先ほどドライアイの原因として述べましたが、花粉症などのアレルギー疾患を持っている場合も、ドライアイになりやすい傾向があります。ラクトフェリンはアレルギーを抑制する効果があるので、アレルギー症状が原因のドライアイを改善できます。
ラクトフェリンのアレルギーに対する効果については下記の記事を参考にしてみてください。

ラクトフェリンでアレルギーを治せる?!

シェーグレン症候群について

目の病気としてメディアでも取り上げられることが多くなったのがシェーグレン症候群です。難病に指定されており、中年女性に多いとされる病気です。

涙腺と唾液腺を標的とする臓器特異的自己免疫疾患で、目が乾く、口が渇く、関節が痛い、疲れやすい等の症状が現れます。
重症化すると全身性の臓器病変を伴うこともあります。芸能人でも、和田アキ子さんや、菊池桃子さんがこの病気であると公表しています。

この病気は対処療法しかない難病です。しかし、近年ラクトフェリンがシェーグレン症候群に効果があるという臨床試験の結果が公表されました。

シューグレン症候群の重度のドライアイ患者にラクトフェリンを毎日270㎎1ヶ月服用してもらったところ、結膜の粘膜に修復が見られました。また、自覚症状の改善、人口涙液点眼回数の減少などの結果も。

ラット実験でも、涙腺細胞の若返りが報告されています。細胞の若返りと、粘膜の修復で、ラクトフェリンがいかにドライアイの予防や改善に効果的かがお分かりいただけたかと思います。

参考元:「ドライアイとラクトフェリン」http://www.ec-lactoferrin.org/lactoferrin/PDF/12-2.pdf

ラクトフェリンとアントシアニン、どちらが効果的?


目に良いと有名なのは、アントシアニンですよね。アントシアニンは、ブルーベリーに多く含まれる成分です。

「ブルーベリー○○個分のアントシアニン配合!」と書かれてある健康食品をよく見かけるように、それだけアントシアニンは目に効果があるとしてポピュラーな成分です。

アントシアニンの効果は、網膜に張り巡らされた毛細血管の保護・強化作用、血液循環を向上させる効果、角膜・水晶体に含まれるコラーゲンを安定させる作用があります。この効果から分かるように、どちらかと言えば視力改善効果が期待できる成分だということが分かります。

一方、ラクトフェリンの効果は先ほども挙げたように、涙の量を増やし、目の老化を抑制し、アレルギーを改善する効果があり、アントシアニンの効果とは違うことが分かります。

ドライアイによる不快感はラクトフェリンで改善し、傷ついてしまった瞳にはアントシアニン!このように、両方を摂り入れるとよりドライアイに効果を発揮できるでしょう。

ラクトフェリンの摂取の方法


ラクトフェリンを摂取する場合、一番効率的なのがサプリメントを摂取することだと言えます。

ラクトフェリンは乳製品に含まれますが、熱に弱いため、加熱処理がされている乳製品からは摂ることができないのです。
低温殺菌されているものであればラクトフェリンを摂ることができますが、その含有量はごくわずか。
例えば、ナチュラルチーズからラクトフェリンを摂ろうとすると、1日100ℊ食べ続けることが必要です。100ℊは、カマンベールチーズなどで見られる円形のチーズの1個分に相当します。ラクトフェリンは毎日摂り続けることで効果を発揮し持続させることができますが、これでは脂肪分も多くなりすぎるため、少しきつい印象があります。

その点、サプリメントは保管も簡単ですし、必要な量を確実に摂取する方法だと言えます。

サプリメントの場合、種類も多く、どのサプリメントを選べば良いのかが気になることでしょう。最低限度必要なことは、

  • ラクトフェリンが耐酸性もしくは、腸溶性であるかどうか
  • 1日300㎎のラクトフェリンが摂取できるかどうか

この2点が該当するかどうかをチェックしましょう。

ラクトフェリンは腸にある受容体まで届いてこそ効果を発揮し、推奨摂取量は300mgだと言われているためです。

まとめ

ラクトフェリンはドライアイに効果を発揮する成分として注目されています。涙の量を増やす効果、老化を抑制する効果、アレルギーを抑制する効果とあらゆる方向からドライアイに効果を発揮してくれます。

ドライアイの患者数は増加傾向ですが、その一番の理由はパソコンやテレビ、スマートフォンを長い時間見るということ。さらに、仕事でもパソコンを使っている人はさらにドライアイの可能性が高くなります。現在ドライアイではないという人も、将来的なドライアイの予防として、ラクトフェリンを摂取してもいいのかもしれません。

目に効果のある成分としてよくブルーベリーに含まれるアントシアニンが取り上げられますが、アントシアニンは視力改善効果が主です。ラクトフェリンの効果とは違うことが分かります。これらの成分の違いを知っていると、目の症状に応じた使いわけも可能でしょう。

ラクトフェリンを摂取する場合、1日あたりのラクトフェリン摂取量が300㎎以上であり、サプリメントのタイプが耐酸性もしくは腸溶性のものを選ぶようにしましょう。ラクトフェリンは続けることで効果を発揮する成分です。ドライアイの改善に気を配っているけれど、効果があまりないという人は特に、体の内側からドライアイを改善してみませんか?ラクトフェリンなら、満足できる効果を発揮してくれます。