最初は少量のラクトフェリンから

ラクトフェリンは近年注目度の高い健康成分です。哺乳動物の初乳に多く含まれており、様々な健康効果があります

例えば、身体の免疫力を高めてくれる効果、抗炎症作用や免疫調整機能、腸内のビフィズス菌を増殖させるため整腸効果などもあります。そのため、生まれたばかりの赤ちゃんはお母さんの乳を飲むことにより、健康に育っていくことが出来るのです。ラクトフェリンを含んだヨーグルトやサプリメントなどがあり、健康のために活用されている方も多いことでしょう。

ラクトフェリンを摂取された方の中には、お腹が緩くなってしまう方もいらっしゃるようです。その原因として考えられるのは、腸の働きが活発になり過ぎてしまったことにあります。そのため、ラクトフェリンを初めて摂る方は、最初は少量から始めるとよいでしょう。

ラクトフェリンによる下痢は一時的なもの

ラクトフェリンによる下痢は一時的なもの

ラクトフェリンを摂取して起きる下痢は、非感染性のもので、また一時的なものであるため、ほとんど心配はいりません。

人の健康な便には、水分が6割から7割ほど含まれています。この便の水分量によって便が柔らかくなると軟便や、下痢になってしまうのです。

健康な腸はぜん動運動が活発です。このぜん動運動というのは、腸が縮んだり緩んだりすることで、胃から消化された食べ物のカスが腸管に運ばれ、さらに肛門まで運ばれて便として排出されていきます。ぜん動運動の働きが悪くなってしまうと、便秘に悩まされることになります。

ラクトフェリンには、腸の中の善玉菌である乳酸菌やビフィズス菌を増やし、乳酸や酢酸を作ってくれる働きがあります。腸内を弱酸性に保ってくれ、腸内環境を良好に保つことが出来るのです。

ラクトフェリン配合のサプリメントを服用し始めたばかりの方は、腸の活動が活発になり過ぎて下痢になってしまうことがあります。サプリメントの場合、食べ物からの摂取とは違い、簡単に高濃度を摂取することが出来るので、特にお腹が緩くなりがちです。

ラクトフェリンの推奨摂取量は150~400mg

ラクトフェリンの推奨摂取量は150~400mg

ラクトフェリンの摂取量には上限が定められていませんが、一日に摂取したい推奨量は150~400mg程度です。実に幅の広い範囲です。そのためラクトフェリンを摂取してお腹が緩みやすい方は、量を自分で調整しながら様子を見るとよいでしょう。

また、乳由来の成分ですので、普段から牛乳でお腹が緩くなりやすい方は服用されない方がよいでしょう。腸の中に乳糖を分解する酵素が少ない方は、牛乳や乳製品を摂っただけでもお腹が緩みやすい傾向があります。牛乳でお腹を壊しやすい方は、牛乳アレルギーや乳糖不耐症体質の可能性が考えられます。日本人は西洋人に比べると、乳糖不耐症体質の方が多いのです。自分が牛乳アレルギーや乳糖不耐症であることを自覚されていない方も多いため、牛乳で下してしまうという方は、ラクトフェリンの摂取は残念ながらおすすめできません。

ラクトフェリンは様子を見ながら

ラクトフェリンを初めてサプリメントで服用される方は、少量から始めていきましょう。

ヨーグルトに配合されているラクトフェリン量は約100mgです。サプリメントで摂取するよりも少ない量ですので、健康な方が1日1個食べる程度であれば、下痢の心配はまずないと考えてよいでしょう。ただし、元々乳製品に対してアレルギーのある方や、お腹の緩みやすい方は、止めておいた方が無難です。

サプリメントを摂る場合は、最初は少量から始めるか、メーカーからサンプル品などを取り寄せて、身体に合うかどうかをよく確認されてから服用を始めるとよいでしょう。もしお腹が緩くなるなどの症状が出てきた場合は、すぐに止めた方がよいでしょう。

また、サプリメントの場合は、未成年者や妊娠している方、これから妊娠を望まれている方の服用は避けましょう。

ラクトフェリンで下痢になったら

ラクトフェリンで下痢になったら

ラクトフェリンは母乳由来のもので、免疫力を向上させ、ウィルスや病気に感染しにくくなるなどの健康効果があります。しかし、成分配合のヨーグルトやサプリメントを服用すると、中にはお腹が緩くなってしまう方もいます。特にサプリメントの場合、高濃度の成分を一度に摂取することが可能であるため、最初に服用する場合は、必ず少量から様子を見ながら服用した方がよいでしょう。

元々、牛乳アレルギーや乳糖不耐症の方の場合、お腹が緩くなりやすいため、こうした方は最初から服用しない方が無難です。日本人の場合、西洋人と比べて腸の中で乳糖を分解する酵素が少ない方が多く、乳製品を摂ると消化が出来ずにお腹が緩くなりがちです。

また、未成年者や妊娠されている方、これから妊娠を希望されている方は、サプリメントでの服用は念のため止めておいた方がよいでしょう。