ラクトフェリンは話題の成分

健康に寄せられる関心というのは、超高齢化社会へと突き進んでいく今の日本においては、日に日に高まっていくものがあると感じられます。そのため健康によい成分が見つかっては、それがブームとなって、たちまち大勢の人に関心を持たれるというスパイラルが生まれています。

その中の一つに、ラクトフェリンという名前を聞いたことがあるという人は、かなりの数に上るでしょう。母乳にも含まれているこの成分は、鉄分とタンパク質が結合してできており、体内に入ることで貧血の改善や免疫力のアップ、感染症やアレルギー症状の予防などの幅広い役割を果たします。

その他にも注目すべき働きがあり、その筆頭がダイエットです。整腸作用や内臓脂肪を低減させるダイエット効果があることが分かり、注目されているのです。

腸内環境が整うとなぜ痩せるのか

腸内環境が整うとなぜ痩せるのか

体内毒素の約70%は便から排出されるくらい、腸内環境は重要な部分。腸内環境が改善されると、体の新陳代謝がよくなり、さらには血行もよくなるため、全身に血液や栄養をしっかりと運ぶことができるのです。その結果、動くという動作に伴って消費される体内のエネルギー量が増え、ダイエットにつながるというわけです。

しかも、痩せやすい体質になるという点も注目されており、継続して摂取することで常に腸内環境はよい状態に保たれ、それが新陳代謝も血行もよくし続けることになります。つまり、痩せる状態を常にキープしていることになりますので、痩せたあと、太りにくい体質を維持できるということになるわけです。

ラクトフェリンはどんな食品に含まれるのか

ラクトフェリンはどんな食品に含まれるのか

ラクトフェリンの働きのすばらしさがわかってくると、どのような食品から摂ることができるのかな?と思いますよね。

母乳に多く含まれているラクトフェリンは、主に乳製品には多く含まれています。しかし、ラクトフェリンは熱に弱いため、加熱殺菌がされている通常の乳製品から摂るのは難しいです。

加熱処理のされていない、モッツアレラ、ゴーダ、パルメザン、カマンベールなどのナチュラルチーズはラクトフェリンが摂れるかもしれませんが、日本産であればやはり加熱処理がされています。また、チーズから摂れるとしても、どれくらいの量のラクトフェリンが摂れるのかが分からないため、1日の必要量(300mg)を摂ることが難しいでしょう。

そのため、最近ではラクトフェリンに特化した乳製品が販売されています。森永乳業から、ラクトフェリンが配合されたヨーグルト、飲むヨーグルト、牛乳、スキムミルクなどがでているため、有効に活用してみてください。これらの製品であれば1個でどれくらいのラクトフェリンが摂れたのかを把握することができます。

サプリメントという手段

サプリメントという手段

毎日コンスタントに食生活に乳製品を組み込み、欠かさず食べることを習慣づけられるといいですが、なかなかそうもいかないという人は、サプリメントで摂取するという手段もいいでしょう。

最近、ラクトフェリンの効果しっかりと発揮できるサプリメントがたくさん登場しています。というのも、ラクトフェリンは腸まで届いてこそ効果を発揮する成分。熱や酸を乗り越え、しっかりと腸まで届く「腸溶性」または「耐酸性」の加工がされたサプリメントなら、ラクトフェリンの効果を十分に引き出すことができるのです。

サプリメントの形状も様々で、元々が母乳に含まれる成分でできていることから、ほんのりミルク味だったり、ヨーグルト味だったりといった味わいでチュアブルタイプになったサプリメントもあります。水で飲むタイプもありますが、チュアブルならお菓子感覚でボリボリと食べたり、舌の上でゆっくり溶かして摂取したりするなど、摂る楽しみも得られます。忙しい現代人には、サプリメントという選択肢も考慮してみるのがよさそうです。

乳製品もサプリメントもどちらも効果的に

毎日乳製品を欠かさず食べる人は、食品から有効成分を摂取することができますし、食べることが難しいとか、そもそも苦手という人はサプリメントで摂取する方法があります。どちらを選択するにしても、体の新陳代謝を活発にし、さらには血行をよくしてくれるというその働きは、かなり魅力的です。

ダイエット目的で摂取するにしても、健康目的で摂取するにしても、どちらの場合も腸内環境を整えるという効果を得ることができますので、これが一番の注目ポイントだといえます。

体の免疫力をつかさどるのは腸ですので、腸の調子がいいと体の免疫力をアップさせ、健康な体作りへとつながるからです。ラクトフェリンは健康に関心の高まる40代以降にとっては、大注目の成分です。