哺乳動物が初めて子に与えることが出来る免疫力の贈りもの

哺乳動物が初めて子に与えることが出来る免疫力の贈りもの

哺乳動物の子は、生きていくための栄養源を母体の乳から得て生命をつないでいくことが出来ます。

特に哺乳動物の乳にはラクトフェリンという成分が含まれており、免疫調整作用や抗菌、抗ウィルス効果腸内のビフィズス菌を増やしてくれる効果鉄吸収調整作用や、抗炎症作用、脂質代謝改善作用などがあります。

母乳は出産後にすぐに出るというわけではありません。
赤ちゃんが乳首を吸うことによって、その刺激が母親の脳下垂体に伝わり、プロラクチンとオキシトシンというホルモンが分泌されます。
ホルモンの分泌によって乳がようやく出始めるのです。

出産後から1週間までに出る乳のことを初乳と呼びます。
ほんのりと黄色がかった母乳の中には、お母さんのお腹の中から外に出てきた赤ちゃんを様々な病原菌から守るラクトフェリンが含まれています。
まさに、初めての授乳はお母さんから赤ちゃんへの最初の贈りものだといえるのではないでしょうか。

母乳に含まれるラクトフェリンと、ラクトフェリン配合の人工ミルクについて

母乳に含まれるラクトフェリンと、ラクトフェリン配合の人工ミルクについて

人間の初産の場合、なかなか母乳が出てこないと、ここで諦め人工ミルクにすぐ切り替えてしまう方が多いのが現在の風潮でもありますが、諦めずに乳首を吸わせ続けていくと、数日後にようやく母乳の出もよくなる場合もあります。

人工ミルクにもラクトフェリンが配合されたものがあります。
日本の国内メーカーが、人工ミルクで育った赤ちゃんよりも母乳で育った赤ちゃんの方が病原菌の感染が少ないということに着目し、世界で初めてラクトフェリンが配合された人工ミルクが作られるようになったのです。

世界で初めて作られたのが1986年のことですから、ラクトフェリンの配合された人工ミルクの歴史はまだ浅いといえるでしょう。
ラクトフェリンが配合された人工ミルクがどんなに優秀なものでも、やはり母乳には勝つことが出来ません。

実際に母乳育児の方が、感染症にかかりにくいというデータもあります。
母乳の方が赤ちゃんの胃に負担が少なく、胃や腸での消化もよいことや、母子のスキンシップを取ることも出来るため、なるべくなら母乳育児がおすすめします。

成乳になると初乳に比べてラクトフェリンが三分の一に減少します

ラクトフェリンは初乳に豊富に含まれていますが、一体どのくらいの量が含まれているのでしょうか。
その答えは、約50ml当たりに300mg含まれています。
成乳になると、成分含有量は三分の一に減少していきますので、産まれたばかりの赤ちゃんは、お母さんの免疫力に強く守られているといっても過言ではありません。
そのため初乳は出来るだけ、赤ちゃんに飲ませてあげましょう。
乳には、これ以外にもタンパク質やビタミンA、D、E、コレステロール、IgA抗体などが含まれています。
ちなみにIgA抗体は、異物が気道や粘膜に入らないようにするためのバリア的存在のもので、新生児はこの抗体を持っていませんので、母乳から得るしか方法がありません。
健康で丈夫な赤ちゃんを育てていくためにも、離乳食の時期は通常より少しだけ遅らせ、哺乳期間を少しでも長くした方がよいという考え方もあります。

お腹の中で無菌状態だった赤ちゃんは出生後、様々な菌と共存していきます

お腹の中で無菌状態だった赤ちゃんは出生後、様々な菌と共存していきます

胎児の段階ではお母さんのお腹の中では無菌状態で育つのですが、出生後、外の世界に出た途端、皮膚や消化器などの粘膜で細菌が増殖し始めます。

また出生後の便は無菌状態だったのが、一日経過しただけで赤ちゃんの便の中には大腸菌や腸球菌が発生するのです。

母乳を飲み始めてからは、腸内細菌数は急激に増えていきますが、母乳に含まれているラクトフェリンのおかげで、生後5日経過すると善玉菌が優勢となり、腸内環境を良い方へ導いてくれるのです。

ラクトフェリンには、腸内環境を改善してくれる効果もあるため、腸の環境を悪化させてしまう悪玉菌から鉄を奪い、悪玉菌の増殖を阻止してくれます。
また善玉菌であるビフィズス菌に対しては増やしてくれる働きがあるため、腸内を善玉菌優勢にしてくれるのです。

生まれたばかりの赤ちゃんには、自分の力で腸内環境を改善させることが出来ません。
しかし、母乳の力で腸内環境を良好に保つことが出来るのです。

ラクトフェリンの力で赤ちゃんの健康を守っていきましょう

ラクトフェリンは哺乳動物の乳に含まれている成分です。
免疫力を高めてくれる効果や抗菌効果などがあり、生後間もない赤ちゃんを様々な病気や感染症から守ってくれる力があります。
特に初乳にはラクトフェリンが豊富に含まれています。

胎児の段階では無菌状態で育った赤ちゃんも、お母さんのお腹の外に出た途端に、身体の皮膚や消化器などの粘膜で細菌が増殖し始めていきますが、ラクトフェリンの力で様々な病原菌から身体を守っていくことが出来ます。
出産後から一週間の間までの乳には、ラクトフェリンが豊富に含まれていますので、出来るだけ飲ませてあげるとよいでしょう。

人工ミルクの中にもラクトフェリンが含まれたものがあり、世界で初めて1986年に製造されました。
母乳の方が感染症になりにくいというデータもあります。
どんなに高品質な人工ミルクでも、やはり母乳には勝てないといえるかもしれません。

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