いいことずくめのラクトフェリン
ラクトフェリンは人間も含め哺乳動物の乳に含まれている成分で、免疫力を高めてくれる効果や抗菌、抗ウィルス効果があるため、様々な病原菌から守ってくれる成分です。
特に生まれたばかりの赤ちゃんは病気に対する抵抗力を持っていませんが、母乳からラクトフェリンを摂取することで自分の身を守ります。
また、ラクトフェリンには腸の中にあるビフィズス菌を増やしてくれる効果があります。
腸の中で鉄分の吸収を促進するため、腸内を善玉菌優勢にし、快便効果や貧血予防効果などを期待することが出来ます。
腸には免疫細胞が集中しているため、腸の中が元気になることで全身の免疫力が高まり、風邪などの病気になりにくくなります。
毎日健康で元気よく過ごすためにも、ラクトフェリンをどんどん活用していきましょう。
市販されているヨーグルトのほとんどが死滅した乳酸菌です
乳酸菌が死滅する温度は50度です。
スーパーに買い物へ行くと、様々な種類の乳酸菌名が書かれたヨーグルトが冷蔵棚に並べられています。
色々な菌の名前が書かれた商品のパッケージを見ると、いかにも健康に良さそうな、乳酸菌がお腹の中でよい働きをしてくれそうなイメージがあります。
しかし、市販のヨーグルトのほとんどが、殺菌済みのヨーグルトであるため、どんなよい種類の乳酸菌を使用していても、死滅した乳酸菌を摂取していることになります。
低温殺菌加工されたヨーグルトであれば、生菌を摂取することが出来ますので、宅配で届けてくれる生菌入りのヨーグルトを取り寄せてみてもよいでしょう。
ただし、死滅した乳酸菌入りのヨーグルトは摂取しても無駄かというと、そうではありません。
死滅した乳酸菌も善玉菌の餌となるため、結果的には腸内のビフィズス菌を増やしてくれますので、決して無駄になることはありません。
ラクトフェリン配合のヨーグルトは特殊加工されています
ラクトフェリンもヨーグルトの乳酸菌と同様に、熱に弱いという特徴があります。
そのため、従来の製造法では結局成分が死滅してしまうため、十分な健康効果が得られないのではないかとお考えになられる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、ヨーグルトにラクトフェリンを後から添加した製品などには、1個あたり100~200mgあたりの成分を摂取することができ、熱による死滅の心配がありません。
また、この他にも自分でラクトフェリンが入ったヨーグルトを作る方法があります。
最初にラクトフェリンが含まれたヨーグルトを手に入れ、種菌にして自分で増やすことが可能です。
ヨーグルトメーカーの発酵温度は約42℃ですので、成分を死滅させることなく手作りすることが出来ます。
朝食にヨーグルトとラクトフェリンを摂るとこんな相乗効果があります
ある乳業メーカーの研究によれば、朝食にヨーグルトを食べると、整腸効果があるため排便回数が増えるという報告があります。
また、ヨーグルトを継続して食べ続けるほど、腸内環境が改善されていくため、規則的に排便することが出来ます。
便秘に悩まれる方は試してみてはいかがでしょうか。
お通じがよくなるためには、ポイントがあります。
それは、食後30分以内にヨーグルトを食べることです。
さらに、ヨーグルトと一緒に取りたいのがラクトフェリンです。
ラクトフェリンが配合されたヨーグルトを摂取してもよいのですが、確実な効果を得るのであれば腸溶加工されたサプリメントを活用しましょう。
胃酸で溶けず、成分を直接腸に届けることが出来ます。
腸内のビフィズス菌の増殖を促進してくれる効果がありますので、腸内の免疫細胞を増やし、身体の免疫力を上げることが出来ます。
朝食後30分以内にヨーグルトとラクトフェリンを摂取しましょう
ラクトフェリンには、便秘解消や免疫力を高めてくれる効果などがありますので、朝食にラクトフェリンの含まれたヨーグルトやサプリメントを摂取すると、腸内環境の改善を期待することが出来るでしょう。
スーパーなどで市販されているヨーグルトに含まれている乳酸菌のほとんどは、殺菌加工されているため乳酸菌が死滅した状態です。
しかし、死滅した乳酸菌も腸の中では善玉菌の餌となるため、腸内環境を良好に保つことが出来ます。
ラクトフェリンが含まれたヨーグルトは低温殺菌処理されたものや成分を添加したものであるため、有効成分を腸に届けることが出来るように製造されています。
朝食後30分以内にヨーグルトを食べ続けることでお通じがスムーズになりますので、便秘に悩まれる方は試してみてはいかがでしょうか。
ヨーグルトが苦手な方は、サプリメントを活用するのも一つの方法です。