ラクトフェリンには鉄の吸収を促進させてくれる効果があります

ラクトフェリンには鉄の吸収を促進させてくれる効果があります

ラクトフェリンは哺乳動物の乳に含まれている成分で淡いピンク色をしたタンパク質です。
乳は母体の血液から出来ているため、ほんのりと赤みがかかっており、鉄分ももちろん含まれています。ラクトフェリンの名称でもある「ラクト」という言葉には「乳」という意味が込められており、「フェリン」という言葉には「鉄」という意味が込められています。

ラクトフェリンは母乳に含まれている他にも、涙や唾液、十二指腸、鼻水などの体液にも含まれており、特に哺乳動物の初乳に多く含まれているのです。

ラクトフェリンには、抗菌作用や、抗ウィルス作用、免疫力を高めてくれる効果抗酸化作用鉄の吸収を高めてくれる効果があります。食品などから鉄分を摂取しても、胃や腸の中で鉄分がすべて吸収されるわけではありません。摂取したほんの一部が胃や腸の中で吸収されていきます。

鉄は接収量の1割しか吸収されません

女性は男性に比べると、鉄の喪失が激しいため、男性よりも多く鉄分を摂取して貧血を予防しなければなりません。

月経期間中では一か月の間に30mgの鉄分が体内から失われていきます。さらに妊娠期間中は500mgの鉄分が失われることになります。

また、男女ともに、汗や排便、脱落皮膚から一日1mg程度の鉄分が失われていきますので、この失われていく分の鉄分と、体内で溜めておくための鉄分も含めて1日に男性は10mg、女性は12mgの鉄分を摂取するようにしましょう。妊娠期には妊娠月齢に合わせてさらに鉄分量を増やしていく必要があります。

体内で不足した鉄分を慌ててとっても、すぐに効果が現れるというわけでもありません。
鉄分を摂取し始めてから、実際に効果が現れ始めるのは最低でも二か月ぐらいだと考えてよいでしょう。鉄分は毎日適正量を一生、摂り続けていかなければなりません。

血液検査で鉄欠乏性貧血と診断されたら深刻な状態

血液検査で鉄欠乏性貧血と診断されたら深刻な状態

鉄欠乏性貧血になると、めまいや立ちくらみ、身体が疲れやすくなる、動悸や息切れなどの症状が現れてきます。赤血球中のへモグラミンの量が不足すると、症状はかなり重症だと考えてよいでしょう。

食事などから摂取した鉄分の3割は身体の中に貯蔵されていきます。残りの7割は全身の細胞に酸素を運ぶ機能鉄として使われていき、体内の鉄分量が少なくなると、貯蔵された鉄分から、機能鉄として使用されていくことになります。

もし、病院の血液検査で鉄欠乏症貧血であると言われたのであれば、体内の鉄不足はかなり深刻な状態であると考えてよいでしょう。鉄が深刻な状態にまで不足すると、氷などをかじってしまう異食症や爪の変形、味覚の異常や嚥下障害などが起こります。

また、肌の状態も悪くなり、抜け毛も増えてきますので、女性の方は美容面でも大きな悪影響が出てきますので、鉄不足にならないように鉄分を普段から積極的に摂取し続ける必要があるでしょう。決して無駄になるわけではありません。

ヘム鉄も非ヘム鉄もしっかり摂取

ラクトフェリンには鉄と結合しやすいという特徴があります。そのためラクトフェリンと一緒に鉄分を含んだ食事を取れば体内の鉄分不足を解消していくことが出来ます。

ラクトフェリンには鉄分を可溶化させる働きがあるため、腸管の中で鉄分が吸収されやすくなります。鉄分だけだと、腸の中で鉄分が凝集沈殿して腸の中で全く吸収されず、便とともに排出される率が高まっていくことでしょう。

深刻な鉄分不足の方は、病院で鉄材を処方してもらい、ラクトフェリンサプリメントとともに服用していけば、鉄が体内で吸収されやすくなります。

食事から鉄分を摂る場合は、牛肉やほうれんそう、ひじき、プルーン、レバーなどを摂るとよいでしょう。動物性食品でもあるヘム鉄の方が体内での吸収率が高いので、毎日の食事の中でヘム鉄を含む肉類や魚介類のおかずをメインにして摂り続けていくとよいでしょう。

野菜に含まれている非ヘム鉄はあまり吸収されないので、とっても無駄なのかと思われる方もいらっしゃるかもしれません。確かに鉄分は吸収されにくいのですが、有害ミネラルと結合して便と排出させてくれる効果がありますので、健康のためにはヘム鉄も非ヘム鉄も両方摂り続けることが重要です。

現代人に不足しがちな鉄分はラクトフェリンとともに摂取

現代人に不足しがちな鉄分はラクトフェリンとともに摂取

食生活が豊かになったといわれている現代人ですが、鉄分不足による貧血症状に悩む方の数は増えてきています。

鉄はもともと腸の中で吸収されにくいため、便と一緒に排出されやすい栄養素でもあります。しかし、ラクトフェリンには鉄と結合しやすい特徴や、鉄分を可溶化させる働きがあるため、腸内の鉄分吸収を促進させてくれる働きがありますので、鉄分を含む食品とともに、毎日摂取し続けましょう。

特に女性は月経や妊娠時に大量の鉄分が失われていくため、男性よりも多めに鉄分を摂取する必要があります。体内で貯めておく貯蔵鉄の分と合わせて、一日に必要な量を一生涯摂り続ける必要があるでしょう。

動物食品を中心としたヘム鉄も植物食品を中心とした非ヘム鉄も、両方とも身体に必要な鉄分です。非ヘム鉄は、体内での吸収率は低いのですが、有害ミネラルと結合して身体に悪い物を便と一緒に体外へ排出させてくれる効果がありますので、肉類も野菜類も栄養バランスよく食べることがとても重要でしょう。